石油需要予想5カ月連続引き下げ、中国やインドなど低迷=OPEC月報
石油輸出国機構(OPEC)は11日に発表した月報で、世界石油需要に関し、2024年は前年比日量161万バレル増、25年は145万バレル増にいずれも引き下げた。2022年10月撮影(2024年 ロイター/Lisa Leutner)
Alex Lawler
[ロンドン 11日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は11日に発表した月報で、世界石油需要に関し、2024年は前年比日量161万バレル増、25年は145万バレル増にいずれも引き下げた。中国やインドなどの需要の弱さを踏まえ、5回連続で引き下げた。
前月公表した見通しは、24年が182万バレル増、25年が154万バレル増だった。
OPECは月報で「第3・四半期の低調なデータを踏まえたもので、今回の修正は第3・四半期が大部分を占める」と指摘した。
OPECによると、下方修正は中国のほか、インドや他のアジア諸国、中東、アフリカの需要状況を踏まえた。中国の10月の石油需要は前年同月比で日量8万1000バレル減少した。
月報の発表後、北海ブレント先物原油は、1バレル=73ドルを割り込む水準で取引された。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が今月開いた会合で、サウジアラビアなど有志国は、需要が伸び悩む状況を踏まえ、来年1月から予定していた供給拡大を3カ月先延ばしすることで合意した。
24年の石油需要の伸びについては、中国の需要量や、クリーン燃料への移行ペースに関する意見の相違などから、各機関などの見通しが大きく異なっている。
国際エネルギー機関(IEA)は日量92万バレル増えると予想しており、OPECの需要見通しは今回下方修正してもなお、これを大きく上回る水準だ。
IEAは12日に需要見通しを更新する予定。
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