ロシア大統領、ＢＲＩＣＳ諸国とのＡＩ提携を表明 米の優位性に対抗

ロシアのプーチン大統領（右）は１１日、世界の主要新興国で構成するＢＲＩＣＳ諸国などとともに人工知能（ＡＩ）開発に取り組むとの考えを示した。同日撮影（２０２４年　ロイター/Sputnik/Alexei Nikolskyi/Pool via REUTERS）

［モスクワ　１１日　ロイター］ - ロシアのプーチン大統領は１１日、世界の主要新興国で構成するＢＲＩＣＳ諸国などとともに人工知能（ＡＩ）開発に取り組むとの考えを示した。ＡＩ分野における米国の優位性に挑戦する。

プーチン氏はモスクワで開催されたＡＩ会議で「ＢＲＩＣＳ諸国やその他の国々とのＡＩ分野における国際同盟が、こうした連携を大きく後押しすると確信している」とし、「われわれは本日この同盟を開始する」と表明した。

ロシアの銀行最大手ズベルバンクによると、この新たなＡＩ同盟には、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカとともに、中国のＡＩ協会が参加する。