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英運輸相が辞任、過去に有罪認める スターマー首相に痛手
2024年11月29日(金)18時01分
11月29日、英国のヘイグ運輸相が、過去に警察への虚偽の通報で有罪を認めていたとの報道を受け、辞任した。ロンドンで17日撮影(2024年 ロイター/Hollie Adams)
Andrew MacAskill
[ロンドン 29日 ロイター] - 英国のヘイグ運輸相が、過去に警察への虚偽の通報で有罪を認めていたとの報道を受け、辞任した。
7月の総選挙で圧勝した労働党のスターマー政権発足後、閣僚が辞任するのは初めて。スターマー首相には痛手となった。
ヘイグ氏がスターマー氏に宛てた28日付の書簡によると、ヘイグ氏は2013年に「恐ろしい」路上強盗に襲われ携帯電話を紛失したと警察に通報したが、その後、自宅に携帯電話があったことが判明した。
複数の報道によると、ヘイグ氏は14年に有罪を認め、その後、条件付きで釈放された。ヘイグ氏は自分の「間違いだった」と話しているという。
野党・保守党の報道官は、ヘイグ氏の辞任は適切だが、同氏が有罪を認めた事実を知っていたはずのスターマー氏がなぜヘイグ氏を起用したのか説明すべきだと主張した。
労働党は7月以降、支持率が急落しており、ヘイグ氏の辞任は新たな打撃となる。