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中国情報機関職員ら起訴、米居住の反体制派に諜報活動=米司法省

2022年05月19日(木)15時02分

 5月18日、米司法省は、米国に居住する中国の反体制派、人権指導者、民主化運動家に対するスパイ行為を行った罪で、米国市民1人と中国情報機関職員4人を起訴したと発表した。写真は司法省の紋章。マンハッタンで2020年8月撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)

[ワシントン 18日 ロイター] - 米司法省は18日、米国に居住する中国の反体制派、人権指導者、民主化運動家に対するスパイ行為を行った罪で、米国市民1人と中国情報機関職員4人を起訴したと発表した。

起訴状によると、ニューヨークのクイーンズに住むワン・シュージュン被告(73)は中国の移住者・反体制派コミュニティーでの地位を利用し、情報機関である中国国家安全省のために活動家の情報を収集したとされる。3月16日に身柄を拘束された。

起訴された同省の職員4人の身柄は拘束されていない。

ワン氏の代理人からは今のところコメントを得られていない。

在米中国大使館はロイターに宛てた文書で、起訴内容は「全くのでっち上げ」と反発。「公正かつ合法的な調査を行い、関連する案件を適切に処理し、関係する中国人の法的権利を保護するよう米国側に求める」とした。

ロイター
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