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抗体カクテル療法の効果低下の恐れ、オミクロン株=米リジェネロン

2021年12月01日(水)00時26分

米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズは30日、同社が開発した新型コロナウイルス抗体カクテル療法や同種の療法について、新変異株「オミクロン」に対し効果が低下する可能性があると明らかにした。2020年9月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[30日 ロイター] - 米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズは30日、同社が開発した新型コロナウイルス抗体カクテル療法や同種の療法について、新変異株「オミクロン」に対し効果が低下する可能性があると明らかにした。

現時点までの分析によると、オミクロンの持つ個々の変異がワクチンや抗体カクテル療法による中和抗体の動きを低下させている可能性を示しているという。

リジェネロンはこうした可能性を確認し、定量化するため、一段の分析を進めているとした。

米株式市場寄り付き前の取引で、リジェネロンの株価は2.8%下落した。

米モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)もフィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、新型コロナワクチンについて、オミクロン株への効果がデルタ株と比べて低下する恐れがあると指摘した。

ロイター
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