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豪ビクトリア州、NSW州住民の隔離義務廃止 ワクチン接種条件

2021年10月20日(水)13時11分

 10月20日、オーストラリアのビクトリア州は、ニューサウスウェールズ州(NSW)から訪れる人について、新型コロナウイルスのワクチン接種を条件に隔離義務を廃止した。写真はシドニーで8月撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 20日 ロイター] - オーストラリアのビクトリア州は20日、ニューサウスウェールズ州(NSW)から訪れる人について、新型コロナウイルスのワクチン接種を条件に隔離義務を廃止した。

シドニーを含めてNSW州では新型コロナの感染者が減少傾向にあるため、3カ月超ぶりに隔離なしでビクトリア州に行くことが可能になった。一方、メルボルンからシドニーへの移動については2週間の隔離が義務付けられている。

ビクトリア州の20日の新規感染者は1841人で、前日の1749人から増加した。NSWで報告された感染者は283人で、9月のピーク時の水準を大きく下回っている。

ビクトリア州では、16歳以上で2回のワクチン接種を完了した人の割合がほぼ70%に達したことから、22日に州都メルボルンでロックダウン(都市封鎖)を解除する。接種率がさらに上昇すると規制は段階的に緩和される。

ロイター
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