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中国、極超音速ミサイル実験の報道を否定 「宇宙船の試験」

2021年10月18日(月)19時20分

 10月18日、中国外務省は、同国が極超音速ミサイルの実験を行ったとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道について、ミサイルではなく、7月に宇宙船の試験を行ったとコメントした。北京で2020年9月撮影(2021年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

[北京 18日 ロイター] - 中国外務省は18日、同国が極超音速ミサイルの実験を行ったとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道について、ミサイルではなく、7月に宇宙船の試験を行ったとコメントした。

同省報道官は定例会見で「ミサイルではない。宇宙船だ」と発言。宇宙船の再利用技術を検証するための「日常的な試験だ」と述べた。

報道官は、再利用技術の検証は重要であり「人類が平和的に宇宙を往復する便利で安価な手段」を提供できるとし、多くの企業が同じような実験を行っていると述べた。

FTは、中国が今年8月、核弾頭を搭載できる極超音速ミサイルの実験を行い、その技術に米情報機関が驚きを示したと報じていた。

ロイター
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