ニュース速報

ワールド

外国による中国包囲の試みは失敗する=駐英大使

2021年09月29日(水)08時44分

9月28日、中国の鄭沢光駐英大使は、中国を抑圧・包囲しようとする試みは常に失敗するとし、主要国に対し、中国との対立につながりかねない植民地主義的な考えを避けるよう求めた。写真は中国の国旗。北京で昨年4月撮影(2021年 ロイター/Thomas Peter)

[ロンドン 28日 ロイター] - 中国の鄭沢光駐英大使は28日、中国を抑圧・包囲しようとする試みは常に失敗するとし、主要国に対し、中国との対立につながりかねない植民地主義的な考えを避けるよう求めた。

中国は、オーストラリアに原子力潜水艦技術を提供する米英豪のインド太平洋地域における新たな安全保障上の枠組み(AUKUS)を繰り返し非難している。

鄭大使は、中国の建国72周年を祝う式典で演説し、中国共産党は半世紀以上にわたって7億7千万人超の人民を貧困から救い出すことで、外国の抑圧者を排除し、国家を再建したと発言。

「中国を封じ込めたり、包囲したりしようとする試みは過去に成功したことがなく、将来も空虚な夢でしかないだろう。誰も中国人民のさらなる発展を止めることはできない」と述べた。

また、主要国は「植民地主義的な考え方」や「分裂や対立につながる動き」をすべきではないとの考えを示した。

英国については、ここ数カ月に「幾分後退」した中国との関係の改善に取り組むべきとした。

英国は、香港や新疆ウイグル自治区の扱いを巡り中国を度々非難しており、今月には鄭大使が英議会でのイベントに参加することを禁止した。

鄭大使は、中国の発展には社会主義と中国共産党が欠かせないと指摘。「中国共産党がなければ、新しい中国は存在しないだろう。社会主義は中国を救う唯一の方法であり、中国の特色ある社会主義は中国を発展させる唯一の方法だ」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

エプスタイン文書追加公開、ラトニック・ウォーシュ両

ワールド

再送-米ミネソタ州での移民取り締まり、停止申し立て

ワールド

移民取り締まり抗議デモ、米連邦政府は原則不介入へ=

ビジネス

アングル:中国「二線都市」が高級ブランドの最前線に
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 4
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタ…
  • 5
    「着てない妻」をSNSに...ベッカム長男の豪遊投稿に…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 9
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 10
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中