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米上院共和党トップ「下院と交渉しない」、トランプ氏弾劾裁判で

2020年01月09日(木)06時08分

米共和党の上院トップ、マコネル院内総務は8日、トランプ大統領に対する弾劾裁判の手続きを巡り、下院と交渉する意向はなく、証人招致に関する判断は適切なタイミングで下すと述べた。ワシントンで7日撮影(2020年 ロイター/LEAH MILLIS)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米共和党の上院トップ、マコネル院内総務は8日、トランプ大統領に対する弾劾裁判の手続きを巡り、下院と交渉する意向はなく、証人招致に関する判断は適切なタイミングで下すと述べた。

民主党のペロシ下院議長は7日夜に民主党員に宛てた書簡で、弾劾裁判手続きの詳細が明らかになるまで、下院で可決した弾劾条項を上院に送付しない意向を改めて示唆。これ受け、マコネル氏は上院の議場で、ペロシ氏の対応を「ゲーム遊び」と批判し、ペロシ氏が上院の弾劾裁判手続きに影響を及ぼすことはできないと主張した。

マコネル氏は「上院での手続きを巡り、下院と交渉することはないだろう。弾劾に関する権限を譲るつもりはない」と指摘。ペロシ氏が上院に対する影響力を求めたとしても「そのような影響力は存在しない」としたほか、トランプ氏に対する弾劾裁判をいつまでも留保することをペロシ氏が望んでいると非難した。

ペロシ氏の要求に対する具体的な回答はなかった。

ロイター
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