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1MDBの資金流用訴訟、マレーシア首相が「直接は無関係」と主張

2016年08月05日(金)20時31分

 8月5日、マレーシアの政府系ファンドの資金不正流用をめぐり米司法省が訴訟を起こしたことについて、マレーシアのナジブ首相(写真)は、自身は直接は無関係だと主張した。2014年3月撮影(2016年 ロイター/Edgar Su/File Photo)

[ジャカルタ 5日 ロイター] - マレーシアの政府系ファンドの資金不正流用をめぐり米司法省が訴訟を起こしたことについて、マレーシアのナジブ首相は5日、自身は直接は無関係だと主張した。

同省は7月、政府系ファンドであるワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金でナジブ首相の「関係者」が不正に取得したとする関連資産10億ドルに対し、差し押さえを求める民事訴訟を起こしていた。

これに関してナジブ首相は、テレビ局で「司法省が最近起こした訴訟に、私は直接含まれていないし、マレーシア政府も1MDBもそうだ」と主張。「訴訟は5人の人物に対するものだ」と述べた。

さらに首相は、訴訟はビジネス上の問題であるにもかかわらず、「特定の敵対者」により政治問題化されていると話した。

ロイター
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