午後3時のドルは149円前半へ小幅上昇、目先は反発機運も
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2月27日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の149円前半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Shinji Kitamura
[東京 27日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の149円前半で取引されている。4カ月半ぶり安値圏となる148円台では値ごろ感などから押し目買いが入り、日中には149円半ばまで切り返す場面もあった。
ドルは日本時間朝方に一時148.76円まで下落し、今月26日につけた4カ月半ぶり安値へ迫ったが、日本勢の売買が本格化すると安値圏では買いが優勢となり、昼前には149円半ばまで切り返しへ転じた。
アジア時間の取引で、米10年債利回りが下げ渋ったこともドルを支えた。10年債利回りは前日NY市場の終盤に4.24%付近と2カ月半ぶり水準へ低下したが、その後は5bp(ベーシスポイント)程度持ち直した。
市場では、投機筋の円買いが過去最大規模へ膨らんでいることなどから、目先のドル/円は反発する可能性があるとの指摘が増えている。
「米金利の低下が行き過ぎている可能性や、ドル/円と米短期金利先物との乖離、日本の長期金利の上昇一服、日本株安で日銀のタカ派姿勢が後退するリスクなども踏まえると、ドル/円は短期的に反発リスクがある」(みずほ証券チーフ為替ストラテジストの⼭本雅⽂氏)という。
米商品先物取引委員会(CFTC)のIMM通貨先 物報告によると、投機筋の円買いは今月18日時点で過去最大に達している。
トランプ米大統領は26日、メキシコとカナダに対する関税の発動を再び延期したが、市場の警戒ムードは大きく変わらなかった。
ゴールドマンサックスのストラテジスト、カマクシャ・トリベディ氏は、市場で関税リスクは「依然として過小評価されている」として、トランプ氏が大規模な関税措置に踏み切れば「ドル高が進み、米国株は一段安となり、米国債の利回り曲線はさらに平坦化する」と予想している。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 149.32/149.36 1.0464/1.0466 156.28/156.29
午前9時現在 148.87/148.89 1.0487/1.0489 156.13/156.15
NY午後5時 149.09/149.10 1.0483/1.0486 156.31/156.32
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