中国新規銀行融資、11月5800億元に小幅増 予想大きく下回る
11月の中国の新規人民元建て融資は5800億元(797億2000万ドル)で、10月からは小幅な増加で、市場予想を大きく下回った。北京で2016年9月撮影(2024年 ロイター/Thomas Peter)
[北京 13日 ロイター] - 11月の中国の新規人民元建て融資は5800億元(797億2000万ドル)で、10月からは小幅な増加で、市場予想を大きく下回った。当局が景気刺激に向け、さまざまな施策を打ち出しているが、借り入れ需要は弱いままであることが示された。
中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した1─11月の統計を基にロイターが算出した。
ロイターがまとめたアナリストの予想は9900億元。10月は5000億元、前年11月は1兆0900億元だった。
1─11月は17兆1000億元だった。
11月は住宅ローンを含む家計向け融資は2700億元、企業向け融資は2500億元でいずれも10月(1600億元、1300億元)から増加した。
マネーサプライM2の前年比伸び率は7.1%で、アナリスト予想および10月の7.5%を下回った。M1は前年比3.7%減少。10月は6.1%減少だった。
元建て融資残高は前年比7.7%増。10月(8.0%増)から鈍化し、アナリスト予想(7.9%増)を下回った。
広義の与信・流動性を示す社会融資総量は2兆3400億元で10月の1兆4000億元から増加した。ただアナリスト予想の2兆8000億元には届かなかった。社会融資総量の前年比伸び率は10月と同じく過去最低の7.8%だった。
キャピタル・エコノミクスは、政府が来年、財政赤字の拡大を見込んでおり、向こう数四半期は政府債の大規模発行が与信の伸びを促進すると予想しつつも、民間部門の借り入れ需要の回復は見込めないと述べた。
5%程度という今年の成長率目標の達成は可能とみられるが、来年は米国の関税引き上げが予想され、成長ペースの維持が難しい課題となる。
UBSのアナリストは、人民銀行が25年に政策金利を30─40ベーシスポイント(bp)引き下げ、26年も20─30bp下げるとみている。
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