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消費者態度指数11月は2カ月ぶり改善、0.2ポイント上昇の36.4=内閣府
2024年11月29日(金)14時20分
内閣府が29日に発表した11月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から0.2ポイント上昇し36.4となった。東京・渋谷で22年撮影。(2024年 ロイター)
Yoshifumi Takemoto
[東京 29日 ロイター] - 内閣府が29日公表した11月の消費動向調査によると、消費マインドを示すとされる消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.2ポイント上昇の36.4となり2カ月ぶりにプラスだった。同指数を構成する4つの指標のうち3つが改善した。1年後の物価が上昇するとの回答比率は93.2%で前月と横ばいだった。
内閣府は消費者態度指数の基調判断を「改善に足踏みがみられる」に据え置いた。
消費者態度指数を構成する4指標のうち、前月比で、収入の増え方が0.8ポイント、耐久消費財の買い時判断が0.2ポイント、暮らし向きが0.1ポイント改善した。雇用環境は0.6ポイント悪化した。
1年後の物価見通しは、5%以上上昇するとの回答が10月の47.9%から47.5%に低下する一方、2%以上5%未満物価が上がるとの回答は33.8%から34.1%に増えた。