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インド政府、中国製鉄鋼製品への暫定関税を検討=JSW会長
2024年11月21日(木)11時07分
11月20日、インド鉄鋼大手JSWグループのサジャン・ジンダル会長は、中国製鉄鋼製品の輸入増加への対策として、インド政府が暫定的な関税賦課を検討していると述べた。写真はJSWのロゴ。インドのムンバイで2016年2月撮影(2024 ロイター/Danish Siddiqui)
Hritam Mukherjee
[20日 ロイター] - インド鉄鋼大手JSWグループのサジャン・ジンダル会長は20日、中国製鉄鋼製品の輸入増加への対策として、インド政府が暫定的な関税賦課を検討していると述べた。
同会長は「鉄鋼省に対して非常に忍耐強く対応してきた」と述べ、「自由貿易協定国を経由してインドに入ってくる中国の鉄鋼製品の迂回を停止するために政府を説得しようとしている」と説明した。
インドの鉄鋼各社は中国からの輸入増加が国内価格や企業の収益に影響を与えているとし、政府に対応を求めている。
同会長はまた、JSWセメントの新規株式公開(IPO)について、インド証券取引委員会の承認が2025年1月末までに得られる見通しだと語った。