ニュース速報

ビジネス

FRBは迅速な政策引き締めを=セントルイス連銀総裁

2021年12月04日(土)01時33分

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は3日、想定以上の高インフレや力強い経済成長、非常にタイトな労働市場を理由に米連邦準備理事会(FRB、写真)に対し金融政策の引き締めに着手するよう求めた。2020年5月撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

[3日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は3日、想定以上の高インフレや力強い経済成長、非常にタイトな労働市場を理由に米連邦準備理事会(FRB)に対し金融政策の引き締めに着手するよう求めた。

ミズーリ銀行協会での講演で「これらの事項を考慮すると、今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和策をより迅速なペースで縮小することが示唆される」と指摘。インフレ率は急激に高まっているとし、米国の労働市場は引き続き「劇的な改善」が見込まれるとした。

その上で、現時点では2022年に2回の利上げを実施するという自身の見通しを維持するが、インフレが解消されなければ債券買い入れプログラムの縮小加速によりさらなる利上げを行うという選択肢が生まれると言及。22年第1・四半期には失業率が4%を下回る可能性が高く、経済指標が急速に変化する中、FRBはグリーンスパン氏がFRB議長だった時代のように「会合ごとに」政策を変更し、状況に対応する必要があるかもしれないとした。

また、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」が米経済に与える影響を評価するのは時期尚早だが、米経済はこれまでの変異株に対応してきたことから「今回も同様に対応できるだろう」とした。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ユーロ高、政治的意図でドルが弱いため=オーストリア

ビジネス

英シェル、カザフ新規投資を一時停止へ 政府との係争

ビジネス

ECB、インフレ下振れリスク懸念 ユーロ高を警戒

ワールド

仏外務省、ラング元文化相を8日に呼び出し エプスタ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 2
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 5
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    「反トランプの顔ぶれ」にMAGAが怒り心頭...グリーン…
  • 8
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 9
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 10
    「エプスタインは悪そのもの」「悪夢を見たほど」──…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中