ニュース速報
ビジネス
中国の佳兆業、一部債権者と協議開始 デフォルト回避に向け
2021年12月03日(金)18時56分
12月3日、信用不安に陥っている中国の不動産開発会社、佳兆業集団は、来週の満期を迎える債券4億ドルの期間延長について、一部の海外債権者と協議を開始した。北京の佳兆業集団が手掛けたビルで1日撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)
[3日 ロイター] - 信用不安に陥っている中国の不動産開発会社、佳兆業集団は、来週の満期を迎える債券4億ドルの期間延長について、一部の海外債権者と協議を開始した。状況に詳しい関係者2人が明らかにした。
同社株は3日、12月7日の満期の延長に必要な95%の債権者の同意が得られなかったとの発表を受けて急落した。
債権者の金融アドバイザーは今週、佳兆業集団への書簡を送り、交渉を続けデフォルト(債務不履行)を回避するための期間を設けることを提案した。
新たに20億ドルを貸し付けることも提案したが、これまでのところ大きな進展はないという。
今、あなたにオススメ
新着