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中銀デジタル通貨、議会の法整備が理想的=パウエル米FRB議長

2021年09月29日(水)08時47分

9月28日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)について、幅広い合意と議会の立法によって実現するのが理想的との見解を示した。ワシントンで代表撮影(2021年 ロイター)

[28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は28日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)について、幅広い合意と議会の立法によって実現するのが理想的との見解を示した。

上院銀行委員会の公聴会で、「一定の形態では、現行法の下で(CBDCが)認められるという議論ができるだろう」と述べた。一方で「(CBDCは)非常に根本的な問題であるため、広範な協議を経て、最終的には議会の認可法整備によって生み出されることが理想的」と述べた。

パウエル氏の発言は、共和党のトゥーミー上院議員の質問に答えたもの。トゥーミー氏は、CBDCの利点に「興味を引かれる」としながらも、仕組みによってはプライバシーの問題などが生じることを懸念していると述べた。

*写真が正しく表示されなかったため、再送します。

ロイター
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