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米労働市場は混沌、経済は堅調=アトランタ連銀総裁

2021年09月29日(水)06時14分

米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は28日、労働市場は混沌としているものの、米経済は完全回復への軌道から外れていないとの認識を示した。6月撮影(2021年 ロイター/Octavio Jones)

[28日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は28日、労働市場は混沌としているものの、米経済は完全回復への軌道から外れていないとの認識を示した。

ボスティック総裁は、新型コロナウイルス感染拡大が収束しない中、働き手は家族への責任と職場復帰を両立させようとし、企業側は労働力不足の解消に向け自動化を進めようとしていると指摘。労働市場は混沌とし、大きく揺れ動いていると述べた。

ただ「米経済の軌道はしっかりとしている」とし、「自分自身のモデルとデータに基づくと、完全回復への軌道から外れておらず、新型コロナのデルタ変異株の拡散を受けても、勢いは衰えないことが示されている」と指摘。現在のトレントが継続すればテーパリング(量的緩和の縮小)は正当化されると語った。

ロイター
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