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仏ケリング、第2四半期売上高がほぼ倍化 コロナ制限措置緩和で

2021年07月28日(水)01時49分

7月27日、高級ブランド「グッチ」などを展開する仏ケリングが発表した第2・四半期決算(6月末まで)は売上高がほぼ倍化した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する制限措置が世界各地で緩和されたことが寄与した。写真は2020年4月、パリで撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau)

[パリ 27日 ロイター] - 高級ブランド「グッチ」などを展開する仏ケリングが27日発表した第2・四半期決算(6月末まで)は売上高がほぼ倍化した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する制限措置が世界各地で緩和されたことが寄与した。

第2・四半期の比較可能な売上高は前年同期比95%増の41億6000万ユーロ(49億2000万ドル)。パンデミック(世界的大流行)前の19年の水準も11%上回った。

地域別では北米の小売売上高が約3.6倍となったほか、アジアも伸長。売上高全体の半分以上を占めるグッチの売上高は86%増加した。

デュプレ最高財務責任者(CFO)は記者団に対し、下半期もブランド支援に向けた投資を継続するが、収益性を犠牲にすることはないと指摘。「われわれのブランドに対する需要は依然として強い」と述べた。

ロイター
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