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ドイツ、来年の新規純借り入れ1000億ユーロを計画=関係筋

2021年06月18日(金)13時53分

 6月17日、ドイツ政府は2022年の新規の純借り入れ額について約1000億ユーロを計画しており、従来計画していた815億ユーロを大きく上回る見込みだ。写真はケルンで昨年4月撮影(2021年 ロイター/Thilo Schmuelgen)

[ベルリン 17日 ロイター] - ドイツ政府は2022年の新規の純借り入れ額について約1000億ユーロを計画しており、従来計画していた815億ユーロを大きく上回る見込みだ。財務省の予算計画について詳しい人物が17日明らかにした。

財務省広報担当者はこの数字に関するコメントを差し控えるとともに、来週23日に最新の2022年予算案を公表するとした。

独紙ハンデルスブラットは先に、医療費や気候変動対策費で政府の新規借り入れ額が増えると伝えていた。

ドイツでは財政赤字を国内総生産(GDP)比で0.35%に収めると決められているが、一段の財政出動を可能にするため、ドイツ議会は20年と21年の債務上限規定を停止した。22年についてもこの規定の停止が必要になる見込み。

ロイター
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