ニュース速報
ビジネス
米ラルフ・ローレン、第1四半期は大幅減収 コロナ危機で需要減
米アパレル大手ラルフ・ローレンが4日発表した第1・四半期決算(6月27日まで)は、売上高が約10億ドル減少した。ビバリーヒルズで7月撮影(2020年 ロイター/MARIO ANZUONI)
[4日 ロイター] - 米アパレル大手ラルフ・ローレン
損失額も市場予想を上回り、株価は序盤の取引で約5%安。
北米の売上高が77%減少。アナリストは、世界経済がリセッション(景気後退)に陥る中、高級ハンドバックや衣料、アクセサリーへの需要はすぐには回復しないと予想している。
調査会社グローバルデータ・リテールのマネジングディレクター、ニール・サンダース氏は、ラルフ・ローレンのジャケットやコート、ドレスなどは社交界やフォーマルな場面向けであるため、競合他社より新型コロナ危機の影響を受けやすいと指摘した。
純売上高は66%減の4億8750万ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均(6億1500万ドル)を下回った。
北米のオンライン売上高は3%増にとどまり、他の小売業者の3桁増を大きく下回った。
純損失は1億2700万ドル(1株当たり1.75ドル)。前年同期は1億1710万ドル(同1.47ドル)の黒字だった。
特別項目を除く1株損失は1.82ドル。アナリスト予想は1.72ドルの損失だった。