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松屋フーズ、「牛めし」4年ぶり値上げ 原材料費や人件費上昇で
3月20日、松屋フーズ は原材料費や人件費の上昇に対応し、4月3日午後2時から一部商品の値上げを行うと発表。都内で2012年撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 20日 ロイター] - 松屋フーズ <9887.T>は20日、原材料費や人件費の上昇に対応し、4月3日午後2時から一部商品の値上げを行うと発表した。値上げは、2014年の消費増税時以来4年ぶり。牛めし(並盛)は290円から320円に引き上げる。
同社によると、政府によるセーフガード(緊急輸入制限)の影響も含め牛肉は前年同時期に比べて38%、米も同8%高くなっている。また、アルバイトの時給も上昇傾向が続いている。
「松屋」の約4割の店舗で販売している「牛めし(並盛)」は320円(現行290円)になるほか、約6割で販売している「プレミアム牛めし」については、並盛を380円で据え置き、大盛を520円から530円へ値上げする。
かつて価格競争を繰り広げた牛丼各社は、牛肉や米の価格上昇に苦しんでいる。ゼンショーホールディングス <7550.T>が展開する「すき家」は、昨年11月から牛丼大盛を470円から480円に引き上げている。
(清水律子)