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欧州株式市場サマリー(27日)
[27日 ロイター] - <ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数<.FTSE>が4日続落し、40.31ポイント(0.58%)安の6855.02で取引を終えた。鉄鉱石の価格下落でコモディティー株が売られた。
鉄鉱石採掘で世界第2位の英豪系鉱山会社リオ・ティント
ドル高に伴ってドル以外の通貨の購買力が低下したことも、コモディティー企業にとっては打撃となった。
この日は原油価格も反落し、石油大手のBP
一方、クルーズ船運営会社カーニバル
<欧州株式市場> 小幅反発して取引を終えた。新薬の臨床試験の進展が好感されてデンマークの医薬品メーカー、ノボ・ノルディスク
FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は3.49ポイント(0.22%)高の1577.75で取引を終えた。週間では約2.1%安となり、昨年12月以来の大きな落ち込みとなった。DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は9.24(0.25%)高の3679.03だった。
ノボ・ノルディスクは、向こう1カ月以内にインスリン製剤「トレシーバ」の臨床試験で中間資料を米食品医薬品局(FDA)に提出すると発表したことが好感され、株価が10.4%の急騰となった。
ユーロが持ち直しつつあることから、欧州の株式相場はこれまでのユーロ安に伴う株価上昇の利益を確定させようとする売りで前日まで2日続落となっていた。この日もユーロ/ドル