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欧州市場サマリー(2日)
[2日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して上昇した。ユーロは欧州の好調な指標を背景に上昇する局面があったが、欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和の開始を今月に控え、上値は重かった。
主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は一時、2003年9月以来の高水準となる95.505をつけた後、0.14%上昇の95.427となった。
ドル/円
<ロンドン株式市場> 小幅安で取引を終えた。FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時約0.3%高の6974.26ポイントまで上昇し、取引時間中の過去最高値を更新したが、取引終盤にかけてコモディティ株が売られマイナス圏に転じた。
世界最大の金属消費国である中国が週末に利下げを発表したことで、鉱業株は序盤に値を上げた。その後、利上げの背景にある中国経済の減速が意識されて、銅価格
個別銘柄では、石油・ガス生産のタロー・オイル
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。ギリシャの債務問題への懸念から同国の銀行株が売られたほか、原油価格の下落でエネルギー関連株にも売りが集中した。
FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は2.93ポイント(0.19%)安の1560.59で取引を終えた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.91(0.22%)安の3591.09だった。
アルファ銀行
北海ブレント原油
<ユーロ圏債券> スペイン、イタリア、ポルトガルの国債利回りがそろって過去最低を更新した。3月から開始される欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)策が支援材料となった。
スペイン
ポルトガル10年債も一時10bp低下し、過去最低の1.754%を記録。
ギリシャ10年債利回り