コラム

ウイグル人と自転車屋を殺す習近平?

2021年09月03日(金)16時25分

独裁者は笑いを取り締まる

習近平の英語表記は「Xi Jinping」だが、ネット上では「Xitler(シットラー)」という造語が既に登場し、強烈な笑いのネタになっている。

習近平はその外見から「ジャイアン」「くまのプーさん」などとイジられることもあるが、中国国内のネット上ではそれらのネタ画像が一斉に削除されることも。笑いを取り締まろうとするのは独裁者の習性の1つである。

独裁者と言えば、チャーリー・チャプリンの映画『独裁者』を想起する人も多いだろう。

日本ではこの映画を「自国政府批判」に利用する人も少なくないようだが、かの名作は「イギリス出身のチャプリンが、独裁色を強めるドイツのヒトラーをネタにした」という構図。自国の指導者を笑った映画ではない。

今、もしチャプリンが生きていたら、彼はどんな風刺映画を作るであろうか。

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12月7日号(11月30日発売)は「文化大革命2.0」特集。習近平が主導する21世紀の共産主義運動。思想・情報統制をどこまで強化するのか、独裁者の真意はどこにあるのか

プロフィール

早坂 隆

ノンフィクション作家、ジョーク収集家。著書に『世界の日本人ジョーク集』『新・世界の日本人ジョーク集』(共に中公新書ラクレ)、『指揮官の決断――満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』『ペリリュー玉砕――南洋のサムライ・中川州男の戦い』(いずれも文春新書)、『すばらしき国、ニッポン』(文響社)、『昭和史の声』(飛鳥新社)など。最新刊は『世界の日本人ジョーク集 令和編』(中公新書ラクレ)。

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2021年12月 7日号(11/30発売)

習近平が主導する21世紀の共産主義回帰運動 思想統制を強め孤立主義に走る、その真意はどこに?

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