Jasper Ward
[ワシントン 23日 ロイター] - 人権団体は23日、2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)の観戦で米国を訪れる人々が恣意的な拘束や強制送還などの人権侵害を受ける恐れがあるとして、注意を呼びかけた。
米自由人権協会(ACLU)や全米黒人地位向上協会(NAACP)を含む数十の団体が署名した。
W杯は、トランプ政権による大規模な移民取り締まりや、人種的マイノリティーおよびLGBTQ(性的少数者)コミュニティーに対する連邦レベルの保護が弱体化する中で開催される。
人権団体は、ファンや選手、ジャーナリストが人種に基づくプロファイリングや電子機器の検査を受けたり、収容施設に入れられた場合は残酷または非人道的な扱いを受けたりするリスクがあるとしている。
移民コミュニティーや人種的・民族的マイノリティー、LGBTQの人々が渡米時に「深刻な被害を受けるリスクが最も高い」と指摘。このため、注意を怠らず、緊急時の対応計画を準備しておくよう呼びかけた。
W杯は6月から米国、メキシコ、カナダの3カ国で計104試合が行われる。米国内では11都市が試合を開催し、決勝戦はニューヨーク近郊のニュージャージー州イーストラザフォードで行われる。