アメリカの若者の30%以上が「自分はLGBTQ」と認識していることが判明

2021年10月26日(火)15時52分
ニューズウィーク日本版編集部

<ミレニアル世代の中でも最も若い「Z世代」に絞ると、39%がLGBTQを自認しているという>

米若年層の約3人に1人がLGBTQ(性的少数者)を自認することが、アリゾナクリスチャン大学などによる世論調査で分かった。調査対象は1984~2002年生まれのミレニアル世代だ。彼らのうち、自分はLGBTQだとした人の割合は30%で、年長世代の3倍以上。ミレニアル世代の最年少層である18~24歳(Z世代)に絞ると、39%に達した。彼らにとってLGBTQと自称するのが「無難でクール」だからだと調査担当者はみる。

一方、ギャラップは今年2月、全成人層を対象とした調査結果を発表。「異性愛者でない」と回答したのはわずか5.6%だった。

39%

アメリカのZ世代のうちLGBTQだと自己認識する人

30%

ミレニアル世代のうちLGBTQだと自己認識する人

5.6%

自分は異性愛者ではないとギャラップ調査で回答した人

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