【動画】ゲームにあらず、降り注ぐロケット弾を正確に捉えるイスラエルの迎撃ミサイル

2021年5月12日(水)21時30分
エマ・メイヤー

ここ数週間、エルサレムでは暴力的な衝突がエスカレートしており、今回の激しい攻撃の応酬に発展した。エルサレムでは、イスラエルのユダヤ人とイスラム教徒のパレスチナ人との間で緊張が高まっていた。10日朝にはイスラエル警察が、エルサレムにあるイスラム教の聖地アルアクサ・モスクの敷地内に押し入り、前夜から警官隊と衝突していた数百人のパレスチナ人に対し、ゴム弾や音響閃光弾(スタングレネード)で攻撃したと、フォーリン・ポリシー誌は伝えている。

アメリカ国務省の報道官ネッド・プライスは、両者に「自制と冷静さ」を持つよう促した。「イスラエルには、自らの国を守り、ロケット弾攻撃に反撃する権利がある。パレスチナの人々にも、イスラエル国民と同様に、安全と安心を得る権利がある」

イスラエルによる空爆の犠牲になったとされるパレスチナ人の子どもたちの写真を見たかとの質問に、プライスは厳粛な面持ちでこう回答した。「見た。(子どもたちの)苦しみを実感せずにはいられない。今日、人命を守るために自制と緊張緩和を呼びかけたのもそのためだ」

(翻訳:ガリレオ)

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