大統領をやめツイッターもできないトランプは弾劾裁判直前でも上機嫌の日々

2021年2月9日(火)17時54分
レベッカ・スピアコール

「ここしばらくなかったほど幸せな気分だと(前)大統領は語っている。ソーシャルメディアから離れ、ソーシャルメディアに渦巻く憎しみの連鎖にさらされずにすむのは、実に良いことだと話していた」とミラーは語った。

「メラニア夫人もそう見ている。夫は前よりもずっと幸せに楽しく過ごしていると言って嬉しそうだった」

だが、トランプの2度目の弾劾裁判は目前だ。2月9日にも審理が始まり、「反乱の扇動」に関して有罪か否かが上院で追及されることになる。

一票差で上院を握る民主党が有罪判決を勝ちとるためには、最低でも17人の共和党議員を味方に加える必要がある。トランプがもはや大統領ではないことから、退任させるという選択肢はないものの、有罪になれば、今後の大統領選に立候補する資格を剥奪することができる。

しかしミラーによれば、「有罪になる現実的なシナリオは存在しない」ことから、トランプはなんのプレッシャーも感じていないという。

トランプが2024年の大統領選で再出馬するか否かについては、ミラーは次のように話した。「私としては、出馬することを期待している。だが今すぐ決める必要はない。私の直感では出馬したがっているような気がするが、しばらくは家族と時間を過ごし、ゴルフに少しばかり力を入れて、太陽を楽しみたいと思っているのではないだろうか」

(翻訳:ガリレオ)

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