新型コロナ対策、「わかってきたこと」と今後の見通し 公衆衛生の専門家、和田教授に学ぶ「冬への備え」

2020年8月29日(土)15時15分
和田耕治(国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授・医学系大学院教授) *東洋経済オンラインからの転載

今年の初頭から始まった新型コロナウイルスの蔓延も、はや半年以上が過ぎ、その特徴がだんだんとわかってきて、感染防止策も確立しつつあります。
しかし、ワクチンが実用化するまでにはまだまだ時間がかかりそうであり、この冬はワクチンなしで、徹底した感染防止策で乗り切らねばなりません。
冬は、風邪やインフルエンザにかかる人も多くなるため、今からしっかりと対策を立てておかないと混乱を起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。
『企業のための新型コロナウイルス対策マニュアル』を記した著者が、われわれが引き続き心がけるべきこと、そして、この冬に向けた対応策などについてご紹介します。

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