ニューズウィーク日本版

韓国史上初の「メガネアナ」、今度は朝のニュースで「ノーブラ・チャレンジ」

2020年3月3日(火)20時50分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

体も心も縛られない自由を

2018年頃から、世界的にヌーディな「ノンパテッド」と呼ばれるブラジャーが大流行している。まるで薄いレース生地1枚で作られたような、透け感のあるブラジャーで、女性を苦しめるパットもワイヤーも入っていない。もはや、つけている意味があるのかと思ってしまうほどのデザインだ。

一方、日本でもユニクロなどから火が付いた「ブラトップ」は、キャミソールやタンクトップにブラカップが縫い付けられていて、これもある意味ノーブラとも言えるだろう。もうブラジャーのワイヤーやパットで女性のバスト周辺の肉を押し固め、不自然なコルセットのように胸を押し込むこと自体時代遅れなのかもしれない。

人にどう思われるかよりも、自分がどう生きたいかに重点をおくことができる時代だ。「自分が愛されるよりも、まずは自分自身を愛すること」の重要性に気付き始めた女性たちは、ブラでさえも人の為ではなく、自分の為にその装着の是非すら選ぶようになっていくのだろう。

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