マレーシア・マハティール、米のイラン司令官殺害を非難「イスラム教国家は結束を」

2020年1月7日(火)16時36分

マレーシアのマハティール首相は7日、米国がイラン精鋭部隊のソレイマニ司令官を殺害したことは不道徳だと非難し、イスラム教国家は外部の脅威から身を守るため結束すべきだと訴えた。

マハティール首相は記者団に対し、ソレイマニ司令官の殺害は国際法違反だと述べ、「いわゆるテロリズム」の激化につながる恐れがあると警告した。

そのうえで「イスラム教国家は結束すべき時だ」とし、「われわれはもはや安全ではない。誰かの気に入らないことを言ったり、侮辱したりしただけで、その外国人がドローンを送ったり、私を銃撃しようとしたりしても問題ないという状況になっている」と語った。

[クアラルンプール 7日 ロイター]




Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年1月14日号(1月7日発売)は「台湾のこれから」特集。1月11日の総統選で蔡英文が再選すれば、中国はさらなる強硬姿勢に? 「香港化」する台湾、習近平の次なるシナリオ、日本が備えるべき難民クライシスなど、深層をレポートする。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ