ワクチン陰謀論の標的にされるビル・ゲイツ氏

2020年6月5日(金)19時09分
木村正人

パンデミックを克服するためには国境を越えたグローバルな取り組みが不可欠だ。しかし貧富の格差を拡大させるグローバリゼーションへの不満を煽る歪んだナショナリストやポピュリストが勢力を拡大するため反ワクチン派の不安を焚き付けているのだ。

パンデミックで移動の自由は著しく制限されている。そして失業や医療へのアクセス面での格差など、人種間の不平等に焦点が当たり始めている。コロナ後の世界は西と東、北と南、人種と民族がさらに分断されているのかもしれない。

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