トランプ氏長男接触の弁護士、露政府関連やクリントン氏情報否定
2017年7月11日(火)22時59分
[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領の長男、トランプ・ジュニア氏が昨年の大統領選期間中に会談したロシア人弁護士ナタリア・ベセルニツカヤ氏は、ロシア政府とのつながりはなく、民主党候補クリントン元国務長官ではなく、ロシア当局者に対する米国の制裁措置について話すことを望んでいたと明らかにした。NBCとのインタビューで述べた。
ベセルニツカヤ氏は「クリントン氏に不利、もしくはセンシティブな情報は全く持ち合わせていなかった」と指摘。トランプ・ジュニア氏がクリントン氏に打撃を与えるような情報を自身が提供すると考えた理由は不明だと述べた。
その上で、トランプ・ジュニア氏が会談に前向きだったことは承知していたとし、「そうした情報を求めていた可能性が高く、強く欲していたため知りたいと思う考えしか聞こえなかったのかもしれない」と語った。
- 1/1