米政権、全FTAと政府調達方針見直す大統領令発表へ=当局者

2017年3月24日(金)09時45分

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米政権は米国が結んでいる14の自由貿易協定(FTA)と政府の調達方針を見直す新たな大統領令の発令に向けて準備を進めている。当局者2人が明らかにした。

FTAの見直しでは北米自由貿易協定(NAFTA)が最優先される。当局者によると、NAFTA見直しの影響を受ける国は米州からアジアまで20カ国に上る。

FTAと政府調達に関する大統領令は、米政権が通商分野で準備を進めている複数の措置の1つで、来週にも発表が始まる可能性があるという。

米国はNAFTAを結ぶカナダとメキシコのほか、オーストラリアや韓国、シンガポールなどと二国間または多国間の協定を締結している。

ホワイトハウスと米通商代表部(USTR)の報道担当者はコメントを控えた。

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