中国、火星探査機の画像を初公開 2020年の打ち上げ目指す

2016年8月24日(水)14時32分

[北京 24日 ロイター] - 中国は、2020年半ばごろの打ち上げを目指している火星探査機の画像を初公開した。国営の新華社が23日遅くに報じた。

報道によると、この探査機は重さ200キログラム、6輪走行で4枚の太陽電池パネルから電力供給を受ける。約7カ月かけて火星に到着し、北半球に着陸。3カ月にわたって調査を行う予定。遠隔測定カメラと地中探知レーダーなど13種の観測機器を搭載するという。

中国は2003年に初の有人宇宙飛行を成功させるなど、宇宙開発に力を入れている。次回の有人宇宙飛行を10月に計画しているほか、2036年までの有人飛行船による月面着陸を目指している。

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