石油市場めぐるサウジとの協議は進展=ロシア・エネルギー相
2016年8月15日(月)19時04分
[ドバイ 15日 ロイター] - ロシアのノバク・エネルギー相は、石油市場の安定に向けてサウジアラビアやその他産油国と協議を続けていると述べ、必要な場合に生産量を据え置く「増産凍結」について議論の用意はあるとの姿勢を示した。サウジ紙アッシャルク・アルアウサトのインタビューで述べた。
同相はまた、市場に完全に安定が戻るのは2017年と指摘した。
サウジ紙によると、同相は「サウジアラビアとの協力という点では、多国間であれ2国間であれ、両国の対話は進展している」と強調した。
同相は「われわれは石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国と、石油市場に関する協議のフレームワークをめぐって協力している。われわれは市場安定の実現に向けて対話を続ける決意だ」と述べた。
サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相も数日前に、石油市場の安定に向けてOPEC加盟国・非加盟国と協力すると述べている。
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