ネバダ州集会で逮捕の男、トランプ氏銃撃が目的だったと供述

2016年6月21日(火)09時25分

[20日 ロイター] - 米大統領選で共和党候補指名が確定した実業家のドナルド・トランプ氏がネバダ州ラスベガスで開催した集会で18日、19歳の男が警察官の銃を奪おうとしたとして逮捕された。20日に同州の裁判所に提出された文書によると、男はトランプ氏を銃撃しようとしていたと供述した。

ラスベガス警察は、男の身柄はシークレット・サービスに引き渡されたと明らかにした。

文書によると、男はシークレット・サービスの捜査官に対し、トランプ氏を銃撃する目的でカリフォルニア州からラスベガスに向かったと述べた。トランプ氏の殺害を約1年間にわたり考えていたとしている。

また男は英国の運転免許証を所持しており、米国には1年半滞在していると供述。国籍は明らかにされていないが、米国入国後はニュージャージー州ホーボーケンに居住していたという。

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