モザンビーク沿岸で航空機残骸か、不明のマレーシア機と同型の可能性

2016年3月3日(木)13時27分

[シドニー 3日 ロイター] - アフリカ南東部モザンビークの沿岸で、航空機の一部とみられる長さ1メートルの残骸が発見された。マレーシアのリオウ・ティオンライ運輸相は、残骸が約2年前に消息を絶ったマレーシア航空MH370便と同じボーイング777型機である「可能性が高い」と述べた。

ただ同相は、現時点では残骸がMH370便の航空機の一部であるとは結論付けられないと指摘した。

豪運輸安全局は3日、残骸の発見場所が不明機の漂流が予想される場所の範囲内にあるとの見解を示した。チェスター・インフラ運輸相は、オーストラリアで同国とマレーシアの当局者が残骸を調査すると述べた。

複数のメディア報道によると、残骸を発見したのは米国人の弁護士の男性で、個人で不明機について調べていた。

クアラルンプール発北京行きの370便は2014年3月、239人の乗員・乗客とともに消息を絶った。

*見出しを修正して再送します。

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