原油増産凍結合意、ロシア大統領が各社に賛同理由聴く

2016年3月2日(水)02時23分

[モスクワ 1日 ロイター] - サウジアラビアなどの4カ国が、原油生産を1月の水準に凍結すると合意した件で、ロシアのプーチン大統領は1日、国内石油各社に対し、賛同理由の説明を求めた。

プーチン氏は各社トップらを集めた会合で「皆さんは今回の案に賛成している」と指摘。「本日の会合は、皆さんからこのことについて個人的に意見を聴くことが目的だ」と述べ、増産凍結案について議論を促した。

インタファクス通信によると、プーチン氏はこの日、世界原油市場の均衡化について、生産を1月の水準に凍結するよりも、「さらに急進的な」方策があるとも指摘した。

プーチン氏はさらに、自国の外貨準備は現在の経済問題解決に活用すべきでないとの認識を表明した。国内企業家らの会合で発言した。

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