米東海岸の暴風雪で20人死亡、NYでは交通機関が一部再開

2016年1月25日(月)08時07分

[ニューヨーク/ワシントン 24日 ロイター] - 米東海岸を襲った記録的な暴風雪による死者は、24日までに複数の州で少なくとも20人に上った。ニューヨーク州ではなお非常事態宣言が出されているが、ニューヨーク市内で車の通行を禁止する措置は解除された。

この暴風雪を受けた交通事故で、アーカンソー、ノースカロライナ、ケンタッキー州などで同日に13人が死亡。メリーランドやニューヨーク州では雪かき中の事故で計4人が死亡した。

観測史上2番目の暴風雪を記録したニューヨークのマンハッタンでは、住民が車に積もった雪を下ろしたり、観光客がブロードウェイのショーに向かう様子が見られた。

一方、首都ワシントンでは通行止めが続いており、24日も公共交通機関は全面停止したが、外出する人の姿も多かった。

米国立測候所(NWS)によると、ニューヨーク市では23日までに、約68センチの積雪を記録した。ただ、同市ではほとんどのバスや地下鉄が24日午前までに再開され、同日中に全面運行できるよう作業が行われているという。

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