VW排ガス不正で豪所有者が集団訴訟、88億円賠償請求へ

2015年11月19日(木)16時52分

[シドニー 19日 ロイター] - 排ガス試験不正問題を起こした独フォルクスワーゲン(VW)を相手取り、オーストラリアのVW車所有者らの原告代表として豪弁護士事務所が19日に集団訴訟を起こす予定だ。賠償金の要求額は1億豪ドル(約88億円)を大幅に上回るという。

今回訴訟を予定しているモーリス・ブラックバーン弁護士事務所によると、1万人以上の所有者が集団訴訟に加わった。同事務所の責任者であるジェイソン・ガイスカー氏は、自動車の修理費用全額に加えて不正行為に対する賠償も求めると説明した。

VW傘下の高級車部門アウディの車を所有するロビン・リチャードソン氏は、シドニーで行われた会見で「これは企業の裏切り行為であり、極めて失望させられた」と発言。「VWには不正の説明責任を果たして欲しい。他社が同様の不正を行うのを食い止めたい」とした。

VWの豪現地法人は「期日が迫っている法的問題」についてはコメントを控えると回答したが、不正行為に関しては謝罪。声明で「問題解決と顧客の信頼回復に全力で努める」と述べた。

VWの排ガス不正にからむ集団訴訟は、米バージニア州やオランダでも起こされている。

*写真を加えました。

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