ロシア中銀、政策金利を11.00%に据え置き インフレリスク意識
2015年10月30日(金)21時22分
[モスクワ 30日 ロイター] - ロシア中銀は30日、主要政策金利を11.0%に据え置いた。据え置きは2回連続。景気低迷リスクよりもインフレリスクへの対応を優先させた。
中銀は声明で「かなりのインフレリスクを認識している」とした。
ロイター調査では、アナリストの過半数が据え置きを予想。ただ、50ベーシスポイント(bp)の利下げを予想する声も一部にあった。
ロシアでは、インフレ率が依然として15%を上回っている一方で、経済はなお、深刻なリセッション(景気後退)状態に陥っている。
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