ベイナー米下院議長が10月末で辞任へ 共和党トップ    

2015年9月26日(土)02時02分

[ワシントン 25日 ロイター] - 米共和党のベイナー下院議長が、10月末で辞任する意向を表明した。議員も辞職する。

議長は、25日午前に開かれた下院共和党メンバーの会合で辞任の意向を表明、党内に驚きが広がった。

党内保守派は、ベイナー氏がオバマ大統領とすぐに妥協し、重要法案を民主党の支持で可決に持ち込むなど、弱腰だとして批判。同氏は反発する党内保守派から常に突き上げを受けてきた経緯がある。

共和党のピーター・キング下院議員によると、同党ナンバー2のマッカーシー下院院内総務が次期議長を務める見込み。

ベイナー氏の側近によると、同氏は当初、昨年末まで議長職にとどまるつもりだった。だが当時、下院院内総務を務めていたエリック・カンター氏が昨年、中間選挙に向けたバージニア州の予備選で衝撃的な敗北を喫したことを受けて、計算が狂ったという。

*情報を追加して再送します。

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