トランプ氏、米共和党候補指名争いで支持率首位=CNN世論調査

2015年7月27日(月)09時42分

[ワシントン 26日 ロイター] - 米CNNが26日発表した世論調査結果では、2016年大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、不動産王のドナルド・トランプ氏が支持率首位となった。

支持率はトランプ氏が18%、対抗馬のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が15%。この差の3%ポイントは同調査の誤差の範囲内。

トランプ氏は物議を醸す過激な発言を繰り返しているにもかかわらず、支持率は6月下旬以降で6%ポイント上昇している。

調査は、同氏がジョン・マケイン上院議員について、ベトナム戦争で捕虜になったから英雄になれたと批判した7月18日より後の22─25日に実施。共和党あるいは共和党寄りの登録有権者1017人が対象で、誤差は3.5%ポイント。

トランプ氏はCNNの番組で、調査結果には驚いていないと発言。「国民は何もできないワシントンの無能な政治家にうんざりしている」と述べた。

CNNの今回の世論調査では、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事が支持率10%で3位となり、残りの共和党候補の支持率は1ケタ台だった。共和党の指名争いには16人が立候補している。

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