香港で2人がMERS感染疑い、韓国への渡航歴あり

2015年6月11日(木)13時48分

[香港 11日 ロイター] - 香港で11日、中東呼吸器症候群(MERS)への感染の疑いで2人が検査中であることが明らかになった。2人はともに韓国への渡航歴がある。

香港ではこれまでに感染の疑いで31人が検査を受けたが、いずれも陰性だった。

香港当局は9日、MERS感染が拡大している韓国への渡航について、「重大な脅威がある」ことを意味する危険度「赤」に指定。不要不急の渡航を自粛するよう勧告していた。

韓国では、11日にMERS感染者が新たに14人確認され、計122人になった。死者は9人。

また中国本土では、韓国保健当局からの外出自粛要請を無視して渡航した韓国人男性が陽性と確認されている。

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