原油先物が年初来高値、イエメン情勢・供給懸念で

2015年4月24日(金)03時16分

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 23日の原油先物市場は、北海ブレント先物、米原油先物が一時、年初来高値をつけた。サウジアラビア主導の連合軍が、イエメンで空爆を続行、中東地域の安全な原油供給をめぐる懸念が高まった。

トレーダーやアナリストらによると、掘削設備稼働数や探査支出が減るなか、米原油産出量が一段と減少するとの観測も広がり、原油高を招いているという。

1555GMT(日本時間24日午前0時55分)時点で、米原油先物は2ドル高の1バレル=58.16ドル。一時、年初来高値の58.27ドルをつけた。

北海ブレント先物は2.34ドル高の同65.07ドル。取引時間中に年初来高値の65.13ドルをつける場面もあった。

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