第1四半期のスペイン失業率は23.78%、景気回復でも高水準

2015年4月23日(木)19時17分

[マドリード 23日 ロイター] - スペイン国家統計局が発表した2015年第1・四半期の失業率は23.78%で、14年第4・四半期の23.70%から小幅上昇した。景気が回復しているにもかかわらず、失業率は高止まりしている。

例年、年初は、クリスマス商戦の期間雇用が解かれるため、雇用情勢は厳しい。

就業者数は、11万4300人減少し1745万人強。ただし、第1・四半期の減少幅としては、2008年以降で最も少なかった。

失業者数は、第1・四半期としては過去10年で最大の減少を記録した。

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