2月豪不動産投資ローン契約が減少、利下げ余地広がったとの見方

2015年4月10日(金)18時45分

[シドニー 10日 ロイター] - オーストラリア統計局の10日の発表によると、2月の不動産投資ローン契約は3.4%減となった。2か月連続の減少となり、年間伸び率は2012年後半以降で最も鈍化した。

住宅価格の投機的上昇が広がるとの懸念が後退し、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が来月の政策決定会合で利下げに動く可能性が高まった。

「住宅バブル」の兆候は、今週のRBAの会合で金利が据え置かれた一因とされるが、住宅価格の上昇や貸し出し拡大はシドニーに集中しており、全国的には落ち着きを取り戻している。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ