米大統領選出馬を検討のフィオリーナ氏、金融規制法の廃止を主張

2015年4月10日(金)17時31分

[ワシントン 9日 ロイター] - 2016年米大統領選への共和党からの出馬が取りざたされるカーリー・フィオリーナ氏は、ウォール街の監視強化をめざす法律の廃止を訴えている。ワシントンのザ・ヒル紙に対し、金融危機の再発防止には効果がないと語った。

フィオリーナ氏は9日公開されたインタビュー映像の中で、2010年のドッド・フランク法(米金融規制改革法)では「大きすぎてつぶせない」銀行の問題を解決できないと批判した。それよりも、金融システムを監督する多くの機関の改革をすべきだと主張した。

さらにフィオリーナ氏は、大統領選出馬をきわめて前向きに検討中だと語った。

ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)を2005年まで務めた同氏は、大統領選の他の候補にはないビジネスキャリアを重要な資質としてアピールすることになりそうだ。

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